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建て替えとリフォームどっちがいい?費用・補助金・メリットデメリットを徹底比較!

 

この記事でわかること
建て替え・リフォームの違いとそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
費用相場や内訳、コストダウンの方法や利用できる補助金制度をご紹介します。
建て替え・リフォームの選択で、後悔しないためのポイントをお伝えします。

 

「建て替えかリフォームか、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?」本記事では、後悔しない家づくりのために、建て替えとリフォームのメリット・デメリット、費用相場を徹底比較します。さらに、利用できる国の補助金や地方自治体の制度、建て替え時の仮住まいにかかる費用と準備まで、あなたの疑問を網羅的に解決。最適な選択をするための具体的な情報と判断基準が明確になり、安心して次のステップへ進めるでしょう。

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目次

1. 建て替えとリフォーム どちらを選ぶべき?

 

2. 建て替えとリフォームの決定的な違いを比較

 

3. 建て替えとリフォーム 費用相場を徹底比較

 

4. 建て替えとリフォームで利用できる補助金制度

 

5. 建て替え時の仮住まいをどうする 費用と準備

 

6. 後悔しない建て替えリフォーム選びの決定打

 

7. まとめ

1. 建て替えとリフォーム どちらを選ぶべき?

住まいの老朽化や家族構成の変化に伴い、多くの方が「建て替えかリフォームか」の選択に直面します。この決断は費用だけでなく、暮らしの質や資産価値にも大きく影響する重要な分岐点です。

1.1 あなたのライフスタイルに合う選択肢を見つける

選択の基準は、今の住まいの不満、将来のライフプラン、そして住まいに求める価値です。

  • 現在の課題:間取りの使いにくさ、設備の老朽化、断熱・耐震性、収納不足など
  • 将来のライフプラン:子どもの独立、二世帯同居、介護の必要性など
  • 住まいに求める価値:最新設備? コスト優先? 快適性や省エネ?

これらを整理すれば、建て替えとリフォームどちらが理想に近いか見えてきます。

1.2 後悔しないための最初のステップ

建て替えもリフォームも一生に何度もない大きな決断です。だからこそ最初の準備が大切

  • 現状を把握:築年数や構造、水回りや外壁の状態をチェック
  • 家族で話し合い:不満や要望を共有し、優先順位を決める
  • 情報収集:展示場やリフォーム相談会に参加
  • 専門家に相談:建築士や工務店に「建て替えかリフォームか」をまず相談

こうした準備が、納得できる選択につながります。

2. 建て替えとリフォームの決定的な違いを比較

家を新しくする方法には、「建て替え」と「リフォーム」があります。どちらを選ぶかで費用や暮らし方、将来の資産価値が大きく変わるため、違いを理解しておくことが大切です。

2.1 建て替えの特徴

メリット

  • 設計の自由度が高く、間取り・設備・性能をゼロから理想通りに実現できる。
  • 新築となるため、資産価値が高まりやすい。

デメリット

  • 解体費用や仮住まい費用が必要。
  • 固定資産税の負担が増える可能性がある。


築年数が古い/耐震性に不安がある/大幅な間取り変更をしたい/資産価値を重視したい場合におすすめ。

2.2 リフォームの特徴

メリット

  • 建て替えより費用を抑えやすい。
  • 工事中も住み続けられるケースが多く、仮住まい不要。
  • 住み慣れた環境をそのまま活かせる。

デメリット

  • 構造上の制約で間取りや性能改善に限界がある。
  • 資産価値は新築ほど高まらない。


構造がしっかりしている/予算や工期を抑えたい/部分的な改修で十分/思い出の家を残したい場合におすすめ。

2.3 建て替え・リフォームまとめ

  • 建て替え=費用は高いが自由度・性能・資産価値が高い
  • リフォーム=費用を抑え、住み慣れた家を活かせる

自宅の状態・予算・家族の希望をもとに、どちらが合うか検討するのが後悔しない家づくりにつながります。

3. 建て替えとリフォーム 費用相場を徹底比較

建て替えとリフォーム、どちらを選ぶにしても、最も気になるのはやはり費用でしょう。ここでは、それぞれの工事にかかる費用の内訳と相場を詳しく解説します。

3.1 解体費用と新築工事費用の目安

建て替えの費用は、主に「解体費用」と「新築工事費用」で構成されます。これらの費用は、建物の構造や規模、立地条件によって大きく変動します。

解体費用は、建物の構造によって大きく異なり、一般的には坪単価で計算されます。

構造 解体費用の目安
(坪単価)
備考
木造 3万~5万円/坪 最も一般的な構造で、比較的費用を抑えられる。
軽量鉄骨造 4万~6万円/坪 木造よりは高くなるが、RC造よりは安価。
重量鉄骨造 6万~8万円/坪 耐久性が高い分、解体費用も高め。
RC造(鉄筋コンクリート造) 7万~10万円/坪 最も堅牢な構造で、解体にも時間と手間がかかる。

新築工事費用は、建物の規模(延床面積)、構造、採用する工法や設備、内装のグレードによって大きく変わります。 一般的な住宅の場合、坪単価で60万円~100万円以上が目安となります。ローコスト住宅であれば坪単価50万円台から可能です。

構造 新築工事費用の目安
(坪単価)
特徴
木造 60万~90万円/坪 日本の住宅で最も一般的。設計の自由度が高い。
軽量鉄骨造 70万~100万円/坪 工場生産で品質が安定。大手ハウスメーカーで多く採用。
RC造(鉄筋コンクリート造) 80万~120万円/坪 耐震性・耐火性・遮音性に優れるが、費用は高額。

3.2 付帯工事費や諸費用も考慮する

建て替えでは、解体や建築費以外にも「付帯工事費」や「諸費用」がかかり、総額の1〜3割を占めることがあります。見落とさないよう事前に把握しておきましょう。

主な付帯工事費

  • 外構工事(門扉・塀・カーポート・庭など)
  • 地盤改良や造成工事
  • 既存設備の撤去(浄化槽・井戸など)
  • 給排水・電気・ガス引き込み
  • 空調・照明・カーテン設置

主な諸費用

  • 設計料
  • 税金(印紙税・不動産取得税・固定資産税など)
  • 登記費用
  • 住宅ローン関連(手数料・保証料・火災保険など)
  • 引っ越し・仮住まい費用
  • 地鎮祭・上棟式などの儀式費用

これらは早めに見積もりを取り、総予算に組み込むことが大切です。

3.3 リフォームにかかる費用の内訳と相場

3.3.1 部分リフォームと大規模リフォームの費用感

リフォームは、工事の範囲によって大きく「部分リフォーム」と「大規模リフォーム」に分けられます。

リフォームの種類 費用目安 工事内容の例
部分リフォーム 数十万~300万円程度 キッチン・浴室交換、トイレ交換、壁紙張り替え、外壁塗装、屋根補修など
大規模リフォーム 300万~1,500万円以上 間取り変更、スケルトンリフォーム、耐震補強、断熱改修、増築など

3.3.2 水回りや外壁など部位別の費用目安

リフォーム費用は、改修する部位や設備のグレードによって大きく変動します。ここでは、主要な部位ごとの費用目安をご紹介します。

部位 リフォーム内容 費用目安
キッチン システムキッチン交換(I型・L型) 50万~150万円
対面キッチンへの変更、食洗機追加など 100万~250万円
浴室 ユニットバス交換 50万~150万円
在来工法浴室からユニットバスへ変更 80万~200万円
トイレ 便器交換(洋式→洋式) 15万~40万円
和式から洋式への変更、内装含む 30万~60万円
洗面所 洗面台交換 10万~50万円
内装含む全面リフォーム 20万~80万円
外壁 外壁塗装(30坪程度) 60万~150万円
サイディング張り替え(30坪程度) 150万~300万円
屋根 屋根塗装(瓦・スレート) 30万~80万円
屋根葺き替え・カバー工法 80万~200万円
内装 壁紙(クロス)張り替え(6畳) 5万~10万円
フローリング張り替え(6畳) 10万~25万円
耐震 耐震補強工事 50万~200万円
断熱 窓交換(ペアガラスなど) 10万~30万円/箇所
壁・床・天井の断熱改修 50万~200万円

これらの費用はあくまで目安であり、使用する素材のグレード、設備の機能、施工業者の選定によって大きく変動します。

3.4 費用を抑えるためのポイント

3.4.1 相見積もりで適正価格を見極める

複数社に同条件で見積もりを依頼し、価格・内訳・提案内容を比較することが大切です。

  • 条件をそろえて依頼する
  • 「一式」表記は詳細を確認する
  • 価格だけでなく提案や信頼性も評価する

3.4.2 設計や素材選びでコストダウンを図る

設計や素材の工夫で費用は大きく変わります

  • シンプルな設計にする
  • 標準仕様を選ぶ
  • 水回りの位置を変えない
  • 簡単な作業はDIY
  • 工期を短縮して無駄を減らす

施工会社と相談しながら、予算内で最適な方法を探すことが重要です。

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4. 建て替えとリフォームで利用できる補助金制度

建て替えや大規模リフォームは、多額の費用がかかるため、資金計画が非常に重要です。しかし、国や地方自治体は、住まいの性能向上や子育て支援などを目的とした多様な補助金制度を用意しており、これらを活用することで実質的な費用負担を大きく軽減できます。

4.1 国が推進する主要な補助金

まずは、国が主導する代表的な補助金制度について見ていきましょう。これらの制度は、全国どこでも適用される可能性があり、建て替え・リフォームを問わず利用できるものもあります。

4.1.1 子育てエコホーム支援事業の活用

「子育てエコホーム支援事業」は、子育て世帯や若者夫婦世帯による省エネ性能の高い新築住宅の取得や、既存住宅の省エネ改修等を支援する制度です。

項目 概要
目的 子育て世帯・若者夫婦世帯の省エネ住宅取得・改修支援
対象工事 新築(建て替え含む)、リフォーム(断熱改修、エコ設備設置など)
主な補助額 新築:最大100万円
リフォーム:最大60万円(子育て世帯・若者夫婦世帯は上限引き上げ)
主な要件 一定の省エネ性能基準を満たすこと、世帯要件など

詳細は国土交通省の公式サイトなどで確認しましょう。

4.1.2 長期優良住宅化リフォーム推進事業とは

この事業は、既存住宅の長寿命化や省エネ化、耐震化などを目的としたリフォームを支援するものです。建て替えではなく、現在の家を長く快適に住み続けたいと考える方に特に有効な制度です。

項目 概要
目的 既存住宅の長寿命化、省エネ化、耐震化
対象工事 リフォーム(構造躯体の劣化対策、耐震化、省エネ化など)
主な補助額 評価基準型:最大250万円
認定長期優良住宅型:最大350万円
主な要件 インスペクション実施、維持保全計画策定、一定の性能向上リフォームなど

詳細は、事業を所管する独立行政法人住宅金融支援機構のWebサイトなどで確認できます。

4.1.3 住宅ローン減税も忘れずに

補助金制度ではありませんが、住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)は、住宅の取得やリフォームに伴う金利負担を軽減する重要な制度です。

項目 概要
目的 住宅取得者の金利負担軽減
対象 新築(建て替え含む)、リフォーム
控除額 年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税・住民税から控除
控除期間 新築・買取再販:原則13年間
リフォーム:原則10年間
主な要件 床面積(原則50㎡以上)、所得制限(合計所得金額2,000万円以下)、居住開始時期など

詳細は国税庁のWebサイトなどで確認してください。

4.2 地方自治体独自の補助金を探す

国の制度に加え、自治体(都道府県・市区町村)でも独自の補助金があり、併用できる場合はさらに費用を抑えられます。

地域の補助金情報は、次の方法で確認できます。

  • 自治体のWebサイトで「住宅補助金」「リフォーム助成金」などを検索
  • 市役所・区役所の窓口で直接相談
  • 地域イベントや住宅関連団体で情報収集
  • 地元の工務店やリフォーム会社に相談(申請サポートも)

4.3 補助金申請の注意点と準備

  • 申請期間:多くは工事着工前に申請が必要
  • 対象要件:工事内容や住宅性能、所得など条件を確認
  • 必要書類:住民票・所得証明・見積書・設計図・写真など
  • 専門家相談:工務店やローンアドバイザーに相談すると安心

補助金は、建て替えやリフォームの費用負担を大幅に軽減できます。計画初期から情報収集し、自分に合った制度を賢く活用しましょう。

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5. 建て替え時の仮住まいをどうする 費用と準備

建て替えでは、数ヶ月〜1年の工事期間中に「仮住まい」が必要です。住む場所の確保だけでなく、費用や生活の快適さも考えて選びましょう。

5.1 主な仮住まいの選択肢

  • 賃貸物件:生活の自由度が高いが、敷金・礼金・仲介料など初期費用が大きい(目安:家賃4〜6ヶ月分+月額家賃)。
  • マンスリーマンション:敷金・礼金不要が多く初期費用は抑えられるが、家賃は割高。
  • 実家・親族宅:費用を大幅に抑えられるが、プライバシーや生活リズムで気を使う。
  • ホテル等:手軽でサービス充実だが、長期滞在は高額。

5.2 仮住まい中にかかる主な費用

  • 家賃・敷金・礼金:一時的でもまとまった出費が必要。
  • 引越し費用:仮住まいへ、新居へと2回分かかる(家族で10万円〜/回)。
  • 荷物保管:トランクルームや貸し倉庫を利用(月数千〜数万円)。不要品は処分してコスト削減。

仮住まいは選択肢ごとに費用も生活スタイルも大きく違います。早めに計画し、総額を把握したうえで準備することが大切です。

6. 後悔しない建て替えリフォーム選びの決定打

後悔を防ぐには、幅広い視点で検討し、事前にしっかり準備することが大切です。ここでは、最終判断のポイントを整理します。

6.1 専門家への相談と情報収集の重要性

不安や疑問を解消するには、専門家の知見と正確な情報が欠かせません

6.1.1 多角的な視点を持つ専門家との連携

建築・法律・税金・資金計画など幅広い知識が必要です。複数の専門家に相談すれば、客観的で現実的な選択肢が見えてきます。

専門家 主な役割と相談内容
建築士 デザイン、構造、耐震、省エネなど技術的な助言
施工会社(ハウスメーカー・工務店) 工事内容、費用、工期、保証
ファイナンシャルプランナー(FP) 住宅ローン、補助金、ライフプランに合わせた資金計画
不動産関連専門家 土地・建物の資産評価や売買相談

6.1.2 信頼できる情報源からの情報収集

ネットの情報は玉石混交。公的機関や専門誌、完成見学会など信頼性の高い情報源を活用しましょう。口コミは参考にしつつ、偏らない判断が重要です

6.2 将来を見据えたライフプランと予算計画

住宅は長期的に住み続けるもの。目先の費用だけでなく、将来を見据えた計画が欠かせません。

現実的な予算を立てる際は、以下の費用を考慮しましょう。

  • 本体工事費:建物自体の工事費
  • 付帯工事費:解体、外構、地盤改良、仮住まいなど
  • 諸費用:設計料、登記、税金、ローン関連費用、引っ越し費用
  • 予備費:追加工事やトラブルに備え、総額の約10%を確保

自己資金と住宅ローンのバランスも慎重に検討することが大切です。

6.3 信頼できる施工会社を見つける方法

どんなに良い計画も、施工会社が信頼できなければ意味がありません。

6.3.1 施工会社選びのチェックポイント

  • 実績と経験:過去の施工例や会社の信頼性
  • 許可・登録:建設業許可、建築士事務所登録の有無
  • 保証とアフターサービス:工事保証や定期点検
  • 担当者の対応:提案力やレスポンスの速さ
  • 見積もりの明確さ:一式表記ではなく、細かく明示されているか
  • 契約内容:工事内容や支払い条件が契約書に明記されているか

特に、担当者との相性は大切。長期間付き合う相手だからこそ、信頼できるかを重視しましょう。

6.3.2 契約前の最終確認と注意点

契約書にサインする前に以下を確認してください。

  • 工事内容と見積もりの一致
  • 工期スケジュールと遅延時の対応
  • 支払い条件(着手金・中間金・最終金の割合)
  • 追加工事の取り決め方法
  • 解約条件と違約金

疑問点は必ず解消してから契約を進めることが、トラブル回避の鍵です。

7. まとめ

建て替えとリフォームは、それぞれ異なるメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶかはご自身のライフスタイル、予算、将来の計画によって最適な答えが変わります。

後悔しない住まいづくりのためには、費用相場や利用可能な補助金制度、そして仮住まいの計画まで、事前に多角的に検討することが不可欠です。専門家への相談や複数業者からの見積もりを通じて、信頼できるパートナーを見つけ、納得のいく選択をすることが成功への鍵となるでしょう。

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