おうちモールは女性メンバーが中心となって働いている職場です。出産や育児などの大事なライフイベントを迎える方や家庭との両立など、様々なバックボーンを持つメンバーが活躍しています。今回は事業の急成長、急拡大を迎えている中、実際に現場で働いているメンバーの素顔を明らかにすべくインタビューを敢行しました。さまざまな経験を持つメンバーが、いかにしておうちモールに入社し、現在どのような想いで日々活動しているのか、赤裸々に本音で語ってもらいました。
第七弾はおうちモール刈谷大府店で住宅専門フィナンシャルプランナーとして、マイホーム購入を検討しているお客様の相談に直接向き合う田中暖子さんです。

契約をとらなければならないというプレッシャーから解放された

―――田中さんは、どのような経緯でおうちモールへ入社したのでしょうか。
村山さんからの紹介です。前職では保険の募集人を7年ほどやっていました。ずっと赤字続きの会社で、社員がひとり減りふたり減り、最終的には社長の私の2人だけになってしまい……。そんな経緯もあり転職を決めました。
―――村山さんから、おうちモールの仕事について聞いたとき、どう思いましたか？
とっても魅力的な仕事だなと思いました。前職では契約からその後のフォローまでやっていましたが、おうちモールは住宅会社を紹介する仕事。契約をとらなければいけないという業務のプレッシャーから解放されました。
―――ご自身の採用面接を思い返してみて、何か印象に残っていることはありますか？
「よく頑張りましたね」と、片山社長から声をかけていただいたことです。前職では責任ある立場を任されながらも、店舗運営を継続できるだけの利益を上げられなかったり、社員が次々と退社を選択していく中でなかなか辞めることができなかったり……。自分はダメな人間なんだと、本当にいろいろと悩んでいました。そんな精神状態のときに、片山社長から明るく言葉をかけてもらい、とても救われました。嬉しかったです。

お客様のことをどれだけ考えられるかが大事

―――住宅会社紹介の業務は初経験だったと思いますが、どうでしたか？
難しかったですね。今でも、仕事を知れば知るほど難しいと感じています。お客様にマッチする住宅会社がどこなのか、短い面談時間の中で探っていかなければなりません。ヒアリング力が求められる仕事だと思います。自分の中で住宅会社の情報を整理し、引き出しを多く持った上で、お客様からの質問に対して瞬時に返答しなければいけないので、やはり経験が必要だと感じています。アドバイザーの言葉に説得力がないと、お客様はなぜこの住宅会社を勧められたのかわからず不安になりますからね。
―――入社当時は接客にも戸惑ったことだと想像します。そんなときに、誰かの言葉に救われたことはありましたか？
「お客様の立場で考えれば大丈夫」。私の入社当時、同じく新人さんを片山社長が指導するときに使われた言葉です。知識が深くなくてもお客様の役に立てることはたくさんあり、新人でもお客様の気持ちに寄り添って本気で家づくりを考えれば、嫌悪感を抱く人はいないと思えるようになりました。お客様の質問に答えられない自分を、恥ずかしいとか申し訳ないとか利己的にとらえるのではなく、相手のことをどれだけ考えられるかが大事なのだと考えられるようになりました。今でも、この考え方を意識しながら接客しています。

お客様のお話に、どれだけ共感できるか

―――おうちモールの仕事は、どのような能力が求められると思いますか？
やはりヒアリング力ですね。お客様のお話に共感し、受け止め、お返事する。このサイクルの波長が合うと、上手に接客できたという実感が湧いてきます。考えがまとまらずにご来店いただくお客様も多いので、お話を伺った上で一度お考えを整理してあげると、流れがスムーズになりますね。あとは語彙力でしょうか。住宅の専門用語もたくさんあるので、それをお客様にもわかりやすく説明する力を、身につけていく必要があります。
―――今まさにおうちモールへの入社を検討されている方に対して、田中さんならどのような言葉をかけたいですか？
どんな仕事でも、自分を成長させるには経験や知識を積み上げていくしかないと思っています。そして、それはすぐに身につくものでもありません。でも、おうちモールの仕事のいいところは、経験を重ねていく過程でも、今ある知識だけで十分な接客対応ができるところ。ですから、求められるのは、この仕事に対して一生懸命になれる姿勢だと思います。それは、必ずお客様の心に響くと私は信じています。
―――ありがとうございました。