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注文住宅のシミュレーションとは?費用や間取りのポイントを解説

 

この記事でわかること

■ 注文住宅は事前のシミュレーションが大切な理由が分かります。

シミュレーションすべき具体的な内容をご紹介しています。

シミュレーションの実践方法についてご紹介しています。

 

注文住宅は事前にシミュレーションして、マイホームでの暮らしを具体的にイメージすることが大切です。

しかし、どのような内容をシミュレーションすればいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、注文住宅を建てる前にやるべきシミュレーションの内容を解説します。

 

目次

家づくりのシミュレーションはなぜ大切か?

シミュレーションすべきなのは「購入費用」と「間取り」

  1. 購入費用
  2. 間取り

購入費用のシミュレーション

  1. 貯蓄・自己資金
  2. 現在~将来の収入と支出
  3. 継続的にかかる費用
  4. 収納
  5. 土地と建物にあてる費用

間取りのシミュレーション

  1. 家族構成
  2. 家事・生活動線
  3. 必要設備
  4. 収納

注文住宅のシミュレーションはアプリやサイトでやるべき?

まとめ

 

家づくりのシミュレーションはなぜ大切か?

注文住宅のシミュレーションはなぜ大切か?

家づくりをする上で、事前のシミュレーションを行うことは大切です。

なぜなら、家づくりをしている人の約半数以上が、住んでから「後悔」しているからです

 

事前に具体的なシミュレーションをすることで、後悔や失敗に対する対処法を考えることができます。

アンケートデータや後悔した具体的な理由はこちらのコラムをチェックしてみてくださいね。

 

「3回建てないと満足できる家は建てられない」と言われていますが、実際に実現できる方はほとんどいません。

そこで、家づくりを始める前のシミュレーションをおすすめします。

 

シミュレーションすべきなのは「購入費用」と「間取り」

シミュレーションすべきは費用と間取り

 

具体的にシミュレーションしておくべき内容は「購入費用」「間取り」の2点です。

購入費用と間取りのシミュレーションをすべき理由を確認しましょう。

購入費用

購入費用をシミュレーションして、無理のない返済計画を立てることが大切だからです。

もちろんお金をかけて良い家を建てられれば満足度は高まりますが、返済が大変で生活水準を落としてはマイホームを建てた意味がなくなりますよね。

 

「月々これくらいなら払えそう」と大まかなイメージで予算を考えることは危険です。

現在や将来の収支を具体的に考えながら、費用に関するシミュレーションをしましょう。

 

間取り

間取りの「理想」と「現実」は大きく異なる点があるため、マイホームの間取りを事前にシミュレーションしておくことも大切です。

実際に生活しているところを想像することで、細かな使い勝手や暮らしやすさを間取りに取り入れることができます。

 

また、敷地に対して複数の間取りをシミュレーションしておくことで、より自分達に合ったプランに出会えるかもしれません。

マイホームを建てたら間取りを簡単に変更することはできないので、しっかりとシミュレーションをすることが大切です。

 

購入費用のシミュレーション

費用に関しての注文住宅のシミュレーション

購入費用に関してシミュレーションすべき具体的な内容を解説します。

貯蓄・自己資金

ご自身の資産を確認し、家づくりに使えるお金をシミュレーションします。

まずは、現在の貯蓄を確認し、その中で頭金にできるお金を算出してみましょう。

 

ポイントは貯蓄のどのくらいを頭金に使うかという点です。

すべての貯蓄を頭金にしては、万が一の事態が起きて急な出費が必要になったときに対応できません。

また、家具家電などの購入費、税金の支払い用などの手持ち金は残しておくべきです。

 

様々なケースをシミュレーションしながら、家づくりに使う自己資金を検討してみてくださいね。

現在~将来の収入と支出

現在の収入と支出を把握することも大切です。

できるだけ細かく、そして具体的に収入・支出を明確にしましょう。

また、将来に対するシミュレーションをすることもポイントです。

 

現状の収入からどのくらいのアップが見込めるか、反対に産休・育休時などの収入の変化も視野に入れてみてください。</span

また、現状の支出に対して見直せる部分がないかチェックすることも大切です。

継続的にかかる費用

住宅に関わること以外の継続的にかかる費用をシミュレーションします。

具体的には、次のような内容を考えてみてください。

 

  • 車のローン・保険料
  • 車の買い替え
  • 生命保険料や医療保険料
  • お子さまの積み立て貯金
  • 定期的な旅行
  • 教育費

 

他にもご家庭によって様々な内容があると思います。

住宅以外の継続的な支出を考えないと、住宅ローンを払っていく中で出費が重なるタイミングが出てきてしまいます。

 

上記のような支出があることを理解した上で、マイホームの購入費用を考えることが大切です。

住宅ローン

ここまで解説した費用を踏まえた上で、住宅ローンの支払いシミュレーションをしましょう。

住宅ローンの無理のない返済額をいくらにすれば、住宅ローンを組んでもご負担にならないか考えてみてください。

 

ボーナス時に返済額を加算すべきかなども、ご家族で検討しておくことが大切です。

具体的な返済額がイメージできたら、逆算することで注文住宅を建てる際の総予算を決めることができます。

土地と建物にあてる費用

家づくりの大まかな総予算が決まったら、土地と建物にあてる費用を考えましょう。

総予算の中から土地と建物にかける費用を割り振り、バランスの良い資金計画を立てることがポイントです。

 

土地にお金をかけすぎると建物の広さやグレードにこだわれません。

反対に、土地の予算が低すぎると相場より低い物件を探す必要があり、土地探しに苦労します。

住みたいエリアの土地価格の相場などをあらかじめ把握し、適切な予算を立てることが大切です。

間取り

間取りに関しての注文住宅のシミュレーション

間取りのシミュレーションで考えるべき内容をご紹介します。

家族構成

間取りの全体像を把握するために、マイホームに住む家族構成を考えます。

現在のご家族の人数でなく、将来的なシミュレーションが必要です。

 

  • 家族が増える予定はあるか
  • 親との同居を検討している
  • ペットを迎える予定はあるか

 

この3点を考えて、部屋の数や空間ごとの広さなどを決めましょう。

家事・生活動線

家事や生活する上で、使い勝手の良い動線をシミュレーションすることも大切です。

普段のルーティンを振り返り、行き来が多い空間を考えてみてください。

 

具体的には次のような内容を考えてみましょう。

 

  • 朝出かけるまでのルーティン
  • 夜寝るまでのルーティン
  • 毎日する家事の流れ
  • 買い物から帰ってきたときの動き
  • 洗濯をするときの流れ
  • 洗面所と脱衣所を一体にすべきか

 

洗濯に関しては、外干し・室内干し・乾燥機などの具体的な干し方、個別のクローゼットまたはファミリークローゼットなどの収納場所について検討してみてください。

ご夫婦だけでなくお子さまのルーティンも振り返ってみると、学校の準備や帰宅後の片付けなどがスムーズに進むような動線を実現しやすいです。

必要設備

住宅には様々な設備があるため、ご家族に必要な設備をシミュレーションしておきましょう。

基本的には、間取りや動線に合わせて必要な設備を考えていくと失敗しにくいです。

その空間で使う家電、あったら便利な設備などを検討してみてくださいね。

 

ちなみに、建ててから後悔する方が多いのがコンセントに関することです。

コンセントの数や位置、窓の配置や大きさで後悔したという意見があります。

【具体例】

コンセントの位置・数

・必要な場所にコンセントがなかった

・調理家電を買い足したらコンセントが足りなくなった

・家具でコンセントが隠れてしまって使えない

 

窓の場所・大きさ

・西日が差し込む場所に大きな窓をつけたら眩しい・暑い

・小さな窓にしたら部屋が暗かった

・吹き抜けの窓の掃除ができなくて後悔

・隣家の窓と重なって部屋の中が丸見えになってしまう

引用元:注文住宅を建てた約半数が後悔?理由と具体例、後悔しないためのポイントを解説

実際にその間取りに住むことをリアルにイメージしながら、後悔のない設備選びをしましょう。

収納

収納も事前にシミュレーションしておくべき内容です。

必要な場所に収納スペースがなかったり、収納量が足りなかったりして、入居後に後悔する方は少なくありません。

 

次のような内容をシミュレーションしてみましょう。

 

  • どんな物をしまう収納が必要か
  • どこに収納があったら便利なのか
  • 収納したい物のサイズ・量
  • 将来的に増える可能性がある物

 

闇雲に収納をつくるのではなく目的を持つことで、使いやすくなりますし収納不足にもなりにくいです。

 

収納計画がしっかり立てられた住まいなら、キャビネットなどを買い足す必要がないため、空間を広々と使うことができます。

より具体的なシミュレーションをして、必要な広さの収納を使い勝手の良い位置につくりましょう。

注文住宅のシミュレーションはアプリやサイトでやるべき?

注文住宅のシミュレーションはアプリでやるべき?

 

注文住宅のシミュレーションは次のような方法で実践できます。

 

  • ご自身で費用や間取りについてシミュレーションする
  • シミュレーションサイトで要望に近い間取りを探す
  • アプリで実際に間取りを考えてみる
  • 金融機関のローンシミュレーションサイトで返済額を検討する

 

ご自身で間取りを考えられるアプリなどは魅力に感じる方も多いでしょう。

しかし、実際に使ってみると思うように要望を取り入れられず、苦戦する方も少なくありません。

ハウスメーカーによって構造も異なるため、アプリで作成した間取りはそのまま建てられないことも多いです。

そのため、まずはご自身で費用や間取りについてしっかりと検討した上で、プロに頼りながらより具体的にシミュレーションすることをおすすめします。

まとめ

注文住宅を建てるなら、事前に費用や間取りに関するシミュレーションをすることが大切です。

より具体的な返済や暮らしのイメージが考えられていれば、住んでからの後悔を減らすことができます。

 

サイトやアプリなどでも、間取りやローンのシミュレーションは可能ですが、中々ご自身だけで検討するのは難しいです。

プロの力を頼りながら、正確でより詳細なシミュレーションをしてみてくださいね。

 

おうちモールでは、ライフプランや資金計画などによる注文住宅のシミュレーションが可能です。

また、各ハウスメーカーの豊富な施工実績を活用しながら、お客様と間取りの要望を具体化していきます。

シュミレーション後は、お客様の要望に合ったハウスメーカーのご紹介もお任せください。

プロと一緒に家づくりのシミュレーションを進めたいという方はお気軽にご相談くださいね。

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