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注文住宅の営業担当者は変更できる?担当の決まり方や優秀な担当者に出会う方法を解説!
家づくりを進めるうえで、何かと悩み事は付きものです。
なかでも多くの方が直面するのが、住宅会社の営業担当者との関係性にまつわる悩みやトラブル。
- 担当者と相性が合わなかった
- 打ち合わせが楽しくない‥
- 家づくりがストレスになってしまった
担当者によってはこのような体験をしてしまう方もいます。
住宅会社の営業担当者は、現場や設計とのパイプ役であり、家づくりを進めていく上でとても大事な要素です。
「理想通りの素敵な住宅会社が見つかったのに、担当者との相性が合わないし相談しにくい‥」ということは避けたいですよね。
信頼のできない担当者に任せて、満足いく家づくりは実現できません。
では、どうしたら理想的な営業担当者に出会えるのでしょうか?
今回は、担当者の重要性や決まり方を解説し、担当者の変更と信頼できる営業担当者の見極め方を紹介します。ぜひ最後までご覧くださいね。
【目次】 |
なぜ、注文住宅は特に営業担当が重要なのか?
注文住宅の営業担当は、次のような理由で他業種よりも重要性が高いです。
- 注文住宅は打合せが長いから
- 相性が良いと楽しく家づくりができるから
- 担当者の提案力や取り組み次第で完成する家が大きく変わるから
- 信頼できる担当者ならトラブルを回避できるケースも多いから
注文住宅は担当者と初めて出会ってから引き渡しまで、1年近くかかるケースも。
車の営業担当などと比べて、住宅会社のスタッフに会う回数はかなり多いです。
中でも頻繁に会う営業担当は信頼できて、話していて楽しい人が良いですよね。
さらに、担当者のやる気や能力も非常に大切です。
やる気があればスピーディーに対応してくれますし、提案力があれば理想の家に近づけることができます。
また、注文住宅は契約時には完成物がないため、何かとトラブルが起こりがちです。
心から信頼できる担当者なら、何でも相談できるためトラブルを事前に回避できるケースも少なくありません。
仮にトラブルにつながったとしても、双方で落ち着いた話し合いができることも多いです。
このような理由から、注文住宅の営業担当はとても重要ということがわかります。
一般的な営業担当者の決まり方
一般的に、住宅展示場で接客してくれた営業担当者が、その後のあなたのパートナーになるケースがほとんどです。
または、アンケートなどでお客様の情報を得た上で、適切な営業担当を割り当てることもあります。
そのため、住宅会社の雰囲気やコンセプトが気に入っても、お客さん側から営業担当者を指名することはできません。
基本的には、住宅会社の都合で担当者が決まるため、お客様側にとってはどのような営業担当になるのかは運任せと言えるでしょう。
もちろん良い営業担当に出会えることもありますが、中には相性が合わない営業が担当になってしまう可能性もあります。
営業担当が決まっていない状態で住宅展示場にいくと、そのようなリスクがあることを理解しておきましょう。
よくある営業担当者との3つのトラブル事例
相性が合わない営業担当と家づくりを進めると、何かとトラブルにつながってしまうことも。
「話が違う」「こちらの要望が通っていない」ということや、内容によっては大きなトラブルにもなりかねません。
担当者と合わないなと感じる事例や、実際に起こり得るトラブルを紹介します。
マニュアルトークばかりで頼りない
若手の営業担当で良くあるのが「マニュアルトーク」ばかり話しているという事例です。
「見た目はフレッシュで第一印象も良かったけど、とにかく頼りない‥」と感じてしまうケースも少なくありません。
住宅会社の営業という仕事は、異業種と比べてもとくに幅広い知識が必要です。
しかし、知識の少ない若手営業は、学んだマニュアルトークを使って接客するしかありません。
すると、家づくりに関するイレギュラーな質問や、専門的な悩みに対応できないという場合も。
質問しても「分からない」ばかりだと、信用できなくなってしまいますよね。
対して、疑問や不安な点をすぐに解決してくれたり、こちらの想像を超えるような提案をしてくれたりするような営業担当は信頼できるはずです。
豊富な知識があるかどうかは、疑問をどんどん投げかけることで分かります。
住宅展示場では話を聞くだけでなく、分からないことは質問して営業担当の回答をチェックしましょう。
要望を聞かずに、意見を押し通してくる
知識が豊富なベテラン営業でありがちなのが、お客様の話を聞いてくれない融通がきかない営業担当者です。
これは住宅の営業に限らずどんな仕事でもありがちなので、想像できるかもしれませんね。
経験が長くて実績もあれば、自分なりのやり方が確立してプライドも出てきますよね。
お客様の意見が一番尊重されるはずの話し合いで、自分の主張や過去の経験から一方的に提案を推してくることも。
これではなかなか折り合いがつかず、話し合いが進まないということになりかねません。
聞く耳を持たないやり方で進める営業担当者にも注意が必要です。
相性が合わない、不快感がある
単純に営業担当と相性が合わない、不快に感じてしまうという事例も。
- 次のように感じるなら、その担当者とは相性が合わないかもしれません。
- 話のテンポが合わない
- テンションが高くて疲れる
- 家づくりの感性が違う
- 清潔感がなくタバコ臭い
とは言え、ただ相性が悪く不快という理由では「担当者を替えてほしい」とは言いづらいですよね。
しかし、営業担当は家が完成するまでの半年~1年程かけて頻繁に顔を合わせるため、相性はとても大事です。
お互いにただ淡々と事務的に作業を続けていくよりも、何でも話し合えるような関係のほうが良いですよね。
心から楽しんで打合せができるような担当者と家づくりを進めることが大切です。
営業担当者を変えたい!変更はできる?
住宅会社の営業担当は変更できるケースが多いです。
しかし、会社によっては「変更は難しい」と断られてしまう可能性もあります。
相談してみないと対応してもらえるか分かりませんので、まずは変更したい意思を伝えてみましょう。
変更したい担当者には直接伝えづらいと思いますので、次のような方に相談することをおすすめします。
- 打合せに同席してくれたスタッフ
- 担当者が所属している営業所の上司
- 住宅相談サービスの担当者(利用していた場合)
会ったことのあるスタッフなら相談しやすいかもしれません。
また、担当者の上司に伝えることで、穏便に担当者を変更してくれるケースも。
住宅相談サービスを利用して営業担当者を紹介してもらった場合は、再度相談することをおすすめします。
自分から住宅会社へ話をしなくていいため、担当者変更に負担を感じにくいでしょう。
直接住宅会社へ変更したい旨を伝えるなら、次のようなポイントを意識してみてください。
- 変更したいと思った理由を明確にする
- 会社の建物や雰囲気は気に入っている点を伝える
- 営業担当者の良かった点も伝える
理由をしっかりと伝えることで、会社側は次にどのようなタイプのスタッフを担当にすれば良いかを考えやすいです。
また、会社や変更したい担当者との関係性を悪くしないために、話を進めたいという意思や担当者の良かった点も伝えると良いでしょう。
営業担当者を見極める6つのポイント
担当者の変更をするなら、打合せがまだ進んでいない序盤で行うことをおすすめします。
話が進んでいると引継ぎなども大変になり、トラブルの原因になりやすいからです。
そこで、早い段階で営業担当者を見極めるためのポイントを6つ解説します。
①時間厳守
時間をしっかりと守っているかをチェックしましょう。
事前に時間を約束しているのに、毎回待たされるのは嫌ですよね。
また、打合せ・訪問・電話などの時間を厳守できない営業マンは、時間以外の約束も守れない可能性があります。
社会人として当たり前のマナーですが、担当者によっては出来ていないこともありますので、意識的に確認してみましょう。
②返信や対応が早い
メールの返信やお願いしたことに対する対応が早いかどうかもチェックしましょう。
こちらも担当者によって大きな差が出る点です。
レスポンスが早い営業担当なら、トラブルが起きたときなども迅速に対応してくれるはずです。
対して、レスポンスが遅い営業担当だと、急ぎの要件でも中々話が進まないかもしれません。
最悪の場合、お願いしたことを担当者が忘れてしまっているというケースも。
営業担当の仕事ぶりは、レスポンスの早さなどの細かな点から見極めることができますので、ぜひ確認してみてくださいね。
③こちらの意図を汲み取って話をしてくれる
こちらの意図を汲み取って話をしてくれる営業マンかどうかも大切なポイントです。
自分の意見を押し付けてきたり、会社のマニュアル通りにしか動けない担当者では、理想のマイホームが建たないかもしれません。
家を建てるのはあくまで施主なので、意見を尊重してくれる営業マンかを見極めましょう。
注意点は「御用聞き」の担当者を選ばないということです。
御用聞きの営業担当はお客様の意見をよく聞いてくれるため、良い担当者のような感じがしますが、こちらが言ったことしかやらない可能性もあります。
建てる人の意見をしっかり聞き入れた上で、プロ目線でアドバイスしてくれるような営業マンを選んでくださいね。
④クレームが少ない
営業担当に対するクレームの少なさも大切なポイントです。
なぜなら、クレームが多い担当者はお客様の要望や期待に応えることができず、良い家づくりにならなかったりトラブルにつながったりする可能性があるからです。
しかし、接客してくれた担当者に直接クレームについて聞くことはできませんよね。
クレームの少ない営業担当に出会うためには、住宅相談サービスの窓口などで評価の高い担当者を紹介してもらうことをおすすめします。
おうちモールでは、各住宅会社の評価などを熟知し、良い担当者をご紹介することができます。
質の高い営業担当に家づくりを任せたいなら、ぜひご相談くださいね。
⑤デメリットをきちんと伝えてくれる
メリットだけでなく、デメリットをきちんと伝えてくれる担当者を選びましょう。
中には、自社の建物の良い点しか伝えてくれない営業担当もいるため注意が必要です。
メリットだけしかしらずに採用すると、住んでから後悔するケースも少なくありません。
デメリットも理解した上で、対策をしてから採用すれば満足度が高まります。
また、金額を曖昧にする営業担当も避けた方が良いでしょう。
後々トラブルにつながる可能性がありますからね。
デメリットや金額もしっかり伝えた上で、採用するかを検討させてくれるような営業担当がおすすめです。
⑥清潔感がある
生理的に受け付けないような営業担当では、楽しく打合せを進めることができません。
清潔感があり、接していて不快に感じないような人かを判断してください。
清潔感以外にも話し方・動き方・相槌のタイミングなど、ちょっとした言動で合わないなと感じることがあるかもしれません。
これらはしょうがない理由なので営業担当は悪くないですが、我慢して話を進めても良い家づくりはできない可能性が高いです。
少しでも違和感を感じたら、早めに営業担当の変更を検討することをおすすめします。
信頼できる営業担当者に出会うには?
では、信頼できる営業担当に出会うにはどうしたら良いのでしょうか。
住宅会社の都合やタイミングで担当者が決まるなら、対策できないと感じている方もいると思います。
しかし、次の2つの方法を利用すれば、良い担当者に出会える可能性は高まります。
- 住宅相談サービスを利用する
- オーナー紹介を利用する
住宅相談サービスを利用する
住宅相談サービスとは、家づくりに関することを何でも相談できる窓口です。
資金や建物の要望などの相談から、住宅会社の紹介まで行ってくれます。
実績のある担当者やお客様のタイプに合う担当者などを、選定してから紹介してくれるため、自分にとって良い担当者に出会える確率は高いです。
オーナー紹介を利用する
また、オーナーから紹介してもらう方法もあります。
実際に建てた知り合いからの紹介は、安心感がありますよね。
事前に担当者の性格や対応などを聞いてから、紹介してもらうことができるためおすすめです。
ただし、紹介者と担当者は相性が合っていても、自分とも相性が良いとは限りません。
1度会ってみて「イマイチだな‥」と感じるようなら、担当者の変更を検討しても問題ないです。
自分にとって心から信頼できるような、すてきな営業担当と家づくりを進めてくださいね。
まとめ
注文住宅は営業担当によって完成する家に大きな差が生まれます。
自分達の要望をしっかりと聞き入れてくれて、さらに建物が良くなるような提案をしてくれるような営業マンが理想的です。
相性が悪い営業マンと話を進めても楽しい家づくりはできませんし、トラブルの際も解決までに時間がかかる可能性も。
営業担当と合わないなと感じたら、担当者の変更も検討してみてくださいね。
おうちモールでは、事前にお客様の家づくりの要望や心配事をヒアリングし、しっかりサポートしてくれる誠実な営業担当者をご紹介します。
実際にアドバイザーは住宅会社とも密に打合せなどを重ねており、担当者の人柄や相性なども考慮した上でご紹介しています。
「最終的に住宅会社を担当者で決めた」という人は6割を超えているというデータもあります。
満足した家づくりは担当者との出会いがそれほど大事ということです。
営業担当者との出会いにもこだわりながら、家づくりを検討してみてくださいね。
おうちモールは、FPや宅建などの国家資格を持つプロのアドバイザーが
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