おうちモールロゴ
注文住宅を考える人の為のナレッジマガジン

キーワードから探す

人気のタグから探す

記事のイメージ

この記事を読むのに必要な時間は約 16 分です。

【保存版】新築の注文住宅キッチン徹底解説!考え方や失敗しない人気メーカーからの選び方など

新築では「料理がしやすいおしゃれなキッチンを採用したい」と思っている方が多いのではないでしょうか。 注文住宅ではキッチンタイプやデザイン性も自分好みのものを選ぶことができます。 しかし、選択肢が多いので次のような疑問を持っている方もいるはずです。
  • 注文住宅のキッチンはどのように選べばいいの?
  • どのキッチンメーカーが人気なの?
今回は、このようなキッチン選びの疑問や不安を解消します。
  • 新築の注文住宅で「キッチン」を考えるコツ
  • 平屋と二階建て以上でキッチンの考え方は変わる?
  • 「おしゃれなキッチン」実例と設計の仕方
  • 価格別にご紹介!システムキッチンの選び方
  • こだわりのキッチンが見つかる!人気のキッチンメーカー8選
  • 失敗しないキッチンやキッチンメーカーの決め方とは
  • まとめ

新築の注文住宅で「キッチン」を考えるコツ

新築の注文住宅では、どのようなキッチンを選べばいいのでしょうか。 考え方のコツを3つ紹介します。

キッチンからの目線を考える

キッチンからの目線を考えることで、自分に合ったキッチンタイプを決めることができます。 例えば、キッチンに立ったときにリビングやダイニングが見たい場合は、対面キッチンを選びましょう。 対面キッチンは目の前に壁がないので目線が通りやすく、家族の様子がよくわかります。 料理に集中したい場合や外の様子が見たい方は、目の前が壁になっている壁付けキッチンがおすすめです。 目の前の壁に大きな窓を付ければ、きれいな景色を楽しみながら料理ができるでしょう。 ほかにも多くのキッチンタイプがあります。 自分の生活スタイルを元に、目線を考慮したキッチンスタイル選びをしてください。

内装全体のデザインをイメージする

キッチンのデザインやカラーを決めるときは、キッチン単体ではなく内装全体のテイストを考慮しましょう。 キッチン・床・クロスなどをバラバラのタイミングで決めてしまうと、統一感のないLDKになってしまいます。 キッチン単体でお気に入りを選ぶことはせず、床やクロスのサンプルを持って行って相性を見極めてください。 床やクロスよりキッチンを先に決める場合は、内装全体をどのようなカラーやテイストで仕上げるのかを決めておくことをおすすめします。

設備のデメリットも理解する

キッチンには便利な機能がたくさんあります。 食洗機・自動洗浄のレンジフード・タッチレス水栓など‥。 どれも魅力的に感じますよね。 しかし、メリットがあるものにはデメリットもあります。 デメリットがなければ全員がその設備を選びますからね。 メリットばかりを聞いて採用するのではなく、気に入った設備のデメリットも確認してください。 その上で、デメリットが気にならない場合や対策ができると感じたなら、採用してもいいでしょう。

平屋と二階建て以上でキッチンの考え方は変わる?

平屋と二階建て以上の注文住宅ではキッチンの考え方を変えた方が良いのでしょうか。 結論からお伝えすると、特に変える必要はないと思います。 自分の生活スタイルに合った設備やスタイルのキッチンを選び、好きな色やデザインをチョイスしましょう。 違う点があるとすれば、平屋は上の空間を気にしなくてもいいという点です。 二階建て以上の注文住宅では、上の階にニオイが充満してしまうため、キッチンの真上を吹き抜けにする方はほとんどいません。 対して、平屋ならば上の階へのニオイ移りを気にする必要がありません。 そのため、高さのある勾配天井をLDK一体で採用し、キッチンも開放感のある空間にすることが可能です。

「おしゃれなキッチン」例と設計の仕方

では、実際に注文住宅を建てた方は、どのような「おしゃれなキッチン」を採用したのでしょうか。 実例を見ながら設計時のポイントも確認していきます。

おしゃれなキッチン例<アイランドキッチン>のご紹介

まずは、アイランドキッチンを採用した注文住宅の実例を紹介します。
ステンレスの素材が際立つ、かっこいいアイランドキッチンです。 シンプルなキッチンに合わせて、床や壁にタイルを採用してアクセントをつけています。 アイランドキッチンはキッチン周りに壁がないことが1番の特徴です。 そのため、両サイドからキッチンにアクセスすることができます。 設計のポイントは、キッチンの空間を広く確保することです。 一般的な対面キッチンは出入り口が一方向なので、キッチンの片側だけ通路を確保します。 通路分を含めても約5畳の空間が取れればいいでしょう。 しかし、アイランドキッチンの場合は、両サイドに通路が必要なので最低でも約6畳の空間が必要です。
こちらのキッチンは、全体を白でまとめたシンプルなアイランドキッチンです。 床や壁、ドアなども全て白にすることで、清潔感や広さを感じることができるキッチンに仕上がっています。 アイランドキッチンは前面に壁が立っていないため、天板の奥行を深く設計することが可能です。 上の写真も食材がたくさん置けるように、かなり奥行が広めな天板を採用しています。 一般的なキッチンの場合、天板の奥行は60cmくらいにすることが多いですが、アイランドキッチンでは1m近い奥行の天板にする方も多いです。 家族や友人数人と料理を楽しみたい方にはおすすめします。 また、できた料理を置いておけば、ダイニング側から楽に取れるので配膳しやすいです。
こちらはガスコンロ前にガラスパネルが立ったアイランドキッチンです。 壁のないアイランドキッチンは開放感が特徴ですが、油ハネが気になるというデメリットもあります。 ガラスパネルがあることで油ハネを防止したり、コンロ周りの手元を隠すことが可能です。

おしゃれなキッチン例<カフェ風キッチン>のご紹介

続いては、人気の高いカフェ風キッチンの実例を紹介します。
茶色の木目が目を引くカフェ風のキッチンです。 カフェ風のキッチンをつくるには、木の素材をうまく活用することがポイントです。 こちらのキッチンは、キッチン本体の側面と背面のカップボードに木を使っています。 木目を採用するなら、できれば無垢の板が貼られているキッチンの方が味が出るのでおすすめです。 木目のシート材を採用することもできますが、凹凸が少なかったり鏡面仕上げになっていると、カフェの雰囲気は出にくいです。 レンジフードはシルバーを選ぶ方が多いですが、カフェ風にしたいなら画像のような白いレンジフードをおすすめします。 汚れは目立ちやすいですが、レトロ感が出て可愛いです。 また、照明をこだわることで一気にカフェ感が出ます。 こちらのキッチンにも採用されているペンダントライトは、可愛いデザインのものが多いのでおすすめです。
こちらのキッチンは白と茶の木を使った可愛らしいキッチンです。 カフェ風に仕上げるポイントとして、タイルを上手く活用するという点も上げられます。 上の画像では、キッチン前の壁の一部にタイルが施工されています。 キッチンの壁はキッチンパネルで仕上げることが多いのでシンプルな印象になりやすいですが、タイルを施工することで一気に可愛らしくなります。 カフェ風にしたいなら、白や柔らかい色のタイルやレトロな模様が入ったタイルを採用してもいいでしょう。
こちらは白の木目でまとめた、明るい印象のキッチンです。 カフェ風キッチンに見せるためのポイントは、LDK全体のテイストを統一させることです。 上の画像のキッチンはすぐ隣にダイニングがあります。 ダイニングテーブルも白で統一させているのはもちろん、ダイニングの収納も白い木の扉が採用されています。 また、カップボードの扉の一部がステンドガラス調になっていたり、壁付けの時計もおしゃれです。 このようにつながっている空間全体の雰囲気をカフェ風にすることで、キッチンのおしゃれさが引き立ちます。

おしゃれなキッチン例<高級感のあるキッチン>のご紹介

高級感のあるキッチンの実例とポイントをお伝えします。
濃い茶色を基調とした高級感のあるキッチンです。 高級感のあるキッチンにしたいなら、キッチン周りの壁をなるべく減らし、キッチンの存在感を際立たせるようにしましょう。 キッチンも1つのインテリアとして見せることがおすすめです。 また、高級感を出すなら扉材や天板の種類にもこだわりましょう。 扉材は暗めの色味の鏡面仕上げをおすすめします。 鏡面仕上げとは、鏡のように表面がつるつるして光沢のある扉材です。 照明の光が反射して高級感があるように見えます。 また、天板は人造大理石ではなく、セラミックワークトップなどの高級感があるタイプがおすすめです。 実際に価格も高いですが、見た目だけでなく耐久性や耐熱性などの機能性にも優れています。
オールステンレスのキッチンも高級感があります。 オールステンレスとは、キッチンの天板や側面などの全ての部分にステンレスが使われていることです。 ステンレスはパネル材と違った輝きがあるので、かなりの高級感・存在感がでます。 シンプルな高級感を求める方にはぴったりでしょう。 ただし、扱っているメーカーが限られることもあります。 オールステンレスのキッチンが気になる場合は、採用できるのかハウスメーカーに確認しましょう。

価格別にご紹介!システムキッチンの選び方

価格によってどのようなキッチンが選べるのかを紹介します。 ただし、今回紹介しているのは定価の金額です。 ハウスメーカーでは定価以下で仕入れができる場合がほとんどなので、詳しい金額は見積もりを取りましょう。

50~75万円

キッチンにこだわりがない方はこの価格帯のキッチンをおすすめします。 大きさは一般的なので、不便はないはずです。 ただ、機能がシンプルだったり選べるデザインが多くありません。 機能面でオプションを付けていくと、結局上の価格帯のキッチンと金額が変わらないこともあります。 他の部分にお金をかけたい方は、このグレードのキッチンを選びましょう。

75~100万円

注文住宅を取り扱っているハウスメーカーの多くが、この価格帯のキッチンを標準仕様にしています。 サイズや機能性も十分で、様々なテイストに合うようにデザイン性も豊富です。 各メーカーのこだわりの詰まったキッチンが採用できるでしょう。

100万円以上

100万円以上のキッチンを採用すると、各メーカーの最高級グレードのキッチンを採用することができます。 キッチンを中心に間取りづくりをしたい方や、料理好きで機能性にこだわりたい方におすすめのキッチンです。

こだわりのキッチンが見つかる!人気のキッチンメーカー8選

人気のキッチンメーカーを8社紹介します。

Panasonic

Panasonicのキッチンは、自動洗浄のレンジフードやIHが横並びになっているトリプルワイドIHを採用することができます。 最上級グレードのLクラスが人気です。

LIXIL

LIXILはセラミックトップが採用できる「リシェルSI」が人気です。 LIXILは床や建具も扱っているので、空間をトータルコーディネートしやすいというメリットがあります。

クリナップ

クリナップはキッチンの老舗メーカーです。 オールステンレスのキッチンや自動洗浄のレンジフードが人気で多くの方に選ばれています。

タカラスタンダード

タカラスタンダードはホーローを使ったキッチンが最大の特徴です。 キッチン本体・カップボード・キッチンパネルにホーローの素材が使われており、丈夫で汚れが落ちやすいという特徴があります。

トーヨーキッチンスタイル

トーヨーキッチンスタイルは価格帯は高いですが、かなり高級感のあるキッチンを採用することができます。 シンクが中央にある「ゼロ動線キッチン」は機能性も高く、キッチン内の移動が不要なので効率を上げることができます。

ウッドワン

ウッドワンは木の素材を活かしたキッチンを作っています。 表面に無垢の板を貼っているため、ナチュラルで可愛らしいキッチンにしたい方におすすめです。

キッチンハウス

こちらもハイコストのキッチンメーカーです。 他のキッチンメーカーと比べて自由度が高く、自分だけのお気に入りのキッチンを作りたいという方におすすめします。

TOTO

TOTOのキッチンはシンプルな機能性やデザインを求める方に人気です。 「キレイ除菌水」を採用すれば、食材やキッチンを手軽に除菌できるので清潔に保つことができます。

失敗しないキッチンやキッチンメーカーの決め方とは

キッチンやキッチンメーカー選びで失敗しないための決め方は、ショールームに足を運んで実物をチェックすることです。 ショールームでは次のことをチェックしましょう。 キッチンに立ったときの目線 高さや奥行(ワークトップや収納) 色味や材質(本体の扉やカップボード) 設備の使い勝手(レンジフード、食洗機、水栓等) カタログを見たり営業マンの話を聞くのと、実際にショールームで実物を見るのでは大きく異なります。 自分の目で見て、手で触って使いやすさを確認してください。 また、1つのメーカーだけでなく複数のキッチンメーカーを比較することをおすすめします。 気に入ったメーカーが2~3社に絞れたら、実際にショールームに行ってみましょう。 そして、全てのメーカーでお気に入りのプランを作成して、見積もりを出してもらってください。 キッチンは既製品なので価格帯や機能性、デザイン面の比較がしやすいです。 様々なメーカーを比較して、お気に入りのキッチンを決めましょう。

まとめ

キッチンは機能性とデザイン性どちらも気に入ったものを見つけることが大切です。 それぞれのメーカーの特徴をチェックしながら、自分に必要な機能やデザインをチョイスしていきましょう。 ただし、ハウスメーカーによって扱っているキッチンメーカーが異なります。 お気に入りのキッチンをお得に採用できる住宅会社を選びましょう。 おうちモールでは様々な住宅会社を紹介することができます。 キッチンなどの標準仕様が充実した住宅会社等も紹介できますので、ぜひ1度ご相談くださいね。
facebookのlogo この記事をシェア Xのlogo この記事をポスト LINEのlogo この記事をシェア

おうちモールは、FPや宅建などの国家資格を持つプロのアドバイザーが
あなたにピッタリの住宅会社をご紹介する注文住宅の相談窓口です。

\ 資金計画相談もメーカー比較・紹介もすべて完全無料です /

おうちモール公式サイトへ

RELATED

関連記事

PICKUP

ピックアップコラム

おうちモールは、国家資格を持つフィナンシャルプランナーが
あなたにピッタリの住宅会社をご提案する、注文住宅の相談窓口です。

\ 資金計画相談もメーカー比較・紹介もすべて完全無料です /

おうちモール公式サイトへ